離婚後の名字(苗字)は?

2018/02/08

離婚を決意した後、今後の自分の人生をふまえて一番に考えなければならない事とは、氏(名字)についてではないでしょうか?

一般的な認識としては、離婚になれば旧姓に戻る

つまり、自分の実父母の氏に戻るという認識であると思いますが、一概にそうとは言い切れません。

では、にはどのような選択肢があり、どのような利点と問題点があるのかまとめてみましょう。

離婚にまつわる名字(氏)の基本的なこと

まず、名字(氏)と名前は自分で決めるものではなく、自分が生まれた時につけられているもので、氏とは一つの家族単位のくくりとして存在しているとおおよそ認識されていると思います。

通常なんの問題もなく一般的な家庭が進む道として、父方の氏を継いで家族となり、母は氏を変え父方の氏のもとに、新しい家族を形成していくケースが多いでしょう。

そして、その子供がまた自分の新たな家族を作る際には、男性の氏を引き継いで家族を形成すること多いのですが、男女どちらの氏を名乗るのかについては、男性の氏でなければならないわけではありません。

しかし、圧倒的に男性側の氏を名乗る家族が多いので、男性側の氏をという形で話を進めていきます。

家族になったが、何らかの問題が発生し、離婚をすることになった時、結婚をした女性は自分の元の家族の戸籍に戻るか、単独で戸籍を作るか選ぶことになります。

ここで、一番注意したいのは、子供がいるかどうかです。

自分の両親の戸籍に戻れるのは、元からその戸籍に籍を置いていた本人(母親)のみで、子供を引き取り自分が家族にと考えても、戸籍を子供からすると祖父母の戸籍に入れる事はできません。

子供がいて自分が引き取り、自分の戸籍に入れて家族として認知されるためには、新しい戸籍を作る事が得策と考えられます。新しい戸籍を作っても、氏は自分の親の氏へと戻ります。

しかし、自然と戻れるのは自分(母親)にのみです。子供は父親の氏のままですし、戸籍自体の移動が必要となります。

子供を自分(氏が変わる側)と同じ氏にし戸籍を移したいと考えた場合は、家庭裁判所へ「入籍届」を出し変更してもらいましょう。そして戸籍が母親と一緒になれば、子供は母親と同じ氏を名乗る事ができるようになります。

名字(氏)を変更したくない場合

結婚により名字(氏)を変えて、仕事を始め軌道に乗ってきた矢先に離婚をせざる得ない事実があったとします。

または、子供の名字は父方の名字のままにしてあげたいけれど、自分と生活するのに名字が違う親子は可哀想と考え、自分の名字も離婚前の元夫の名字を名乗りたいと望んだとしましょう。

そういう場合には、離婚届と同時、又は離婚後3か月以内に役場に届け出れば、婚姻時の名字(氏)を継続することも可能です。夫婦は離婚し、戸籍上家族ではありませんが、名字(氏)は結婚生活中と変わらない状況を作れるという事です。

仕事や学校などで波風を立てないで済む方法のひとつではありますが、一度届け出ると、結婚前の名字(実父の氏)に戻るのは難しいので、3か月間しっかりと考えることをお勧めいたします。

離婚の際に称していた氏を称する届の後に起こりうる問題

では3か月間、何を考えなければならないのかまとめておきましょう。

離婚をして新たな生活を求めて生きていれば、時にはまた素敵な出会いに巡り会える可能性は十分にあります。

その方と再婚をすれば、もちろん戸籍は再婚相手と共に作り、女性の場合は相手の氏を名乗ることになるでしょう。

しかし、あってほしくない事ではありますが、再婚相手に大きな問題がありまた離婚になってしまった時、二回の離婚で疲れ果て、実家の名字に戻りたいと願っても、氏を戻すのは一個前の氏までだという問題が出てきます。

つまり、戻せるのは一度目の結婚と離婚をした男性の氏になってしまうのです。

人生とはまさに未知数で、その現状では良かれと思ったことが、常に最良であるとは言い切れません。しかし、現状での最良の選択をしていくしか方法はありません。

名字(氏)とは、自分が今所属している家族の単位であるという認識の元、結婚、離婚、再婚に際しての氏のあり方を、考えておくことは大切かもしれません。

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