
【シングルマザー】小学生におすすめの勉強方法で学力アップ
2017/11/07
小学生の子供を持つ母親にとって、「子供にどうやって勉強を教えたらいいのか」は大きな課題ではないでしょうか?
そして子どもの将来を心配するあまり、「勉強しなさい!」と頭ごなしに怒ってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか?
残念ながら、この「怒る」行為は子供の勉強に逆効果になりねません。
まずは「学ぶことは楽しい」ということを認識させることが大切です。そうすると自分が手を焼かなくても、自然と自ら勉強をしてくれるようになります。
「そんなのわかってる!」という声も聞こえてきそうですね。
では「学ぶこと=楽しいこと」と認識させるにはどうしたら良いのか?についていくつかの方法をご紹介していきたいと思います。
努力をきちんと褒める
小学生の頃、特に低学年の子どもはまだまだ素直ですので、褒められるだけでも充分「勉強のやる気」につながります。
ですので、宿題やテストなどで子どもが勉強をしている姿を見かけたら、そのことを素直に褒めてあげましょう。
すると子どもは「自分が努力していることを分かってくれているんだ」と認識してし、より一層勉強へ意欲を燃やしてくれるという好循環が生まれます。
ご自分の子供の頃を思い出してみてください。「親があなたに関心を持つこと」はとにかく嬉しく感じるものだったはずです。
またやんちゃなことをして大人を困らせる子供がいますが、それもまた「かまってほしい」「自分に関心を持ってほしい」という気持ちの現われだと言えます。
ですので、「勉強をしているあなたをちゃんと見ているよ」ということを言葉に出してしっかり出して示すこと、これが何よりも大切なことなのです。
ご褒美を提示する
子どもが成長するとなかなか親に対して素直になれない時期を迎えると思います。こういった時期になると、褒めるだけでは勉強のやる気につながらなくなることがあります。
またこういった場合に、勉強することをやさしく促しても、あなたの言葉に従わないというケースも出てくるでしょう。
またこういったケースでは「なんで勉強しないといけないのか分からない!」と反論してくることもあります。これは子どもが成長した証でもありますので、カッとしないで冷静に対応することが大切です。
また「あなたの将来のためになるのよ」と熱弁したとしても、社会を経験したことのない小学生にその意図が伝わらないですし、小学生にそこまで求めるのは無理があるかもしれません。
ではその場合どうするか?
それは非常に簡単で、「テストで100点取ったらすきなものを買ってあげる」とか、「毎日勉強したら好きなところに連れて行ってあげる」という約束をするのです。ただし高額である必要はまったくありません。
小学生の段階では、勉強で学んだ知識は財産になること、立派な大人になるために大切なことだという認識をすることはなかなか難しいことです。
ですが、結果に対して分かりやすくご褒美を提示してあげれば、それに向かって努力してくれるでしょう。
これによって、「何かの目標に向かって努力する」という人生において大切なことも、自然と学ぶことが出来るのです。
軽く挑発をする
これはやりすぎてはいけませんが、軽く挑発するのも非常に有効な手段です。
例えば、子どもと一緒に算数の勉強をしているとします。
しかしお子様は、どことなくやる気がない様子。そこであなたがこんな言葉をかけます。
「まあ難しいもんね。解けなくても仕方ないよ。これを解けたら凄すぎるもん。」
ここでポイントなのは、最後の「この問題を解けたら凄い」という言葉です。
挑発された子供はムキになって「このくらい解けるもん!」といった風にやる気を出してくれることが多いのです。
またただ挑発するだけではお子様の勉強嫌いが加速してしまう可能性があるので、問題をきちんと解いたら全力で褒めてあげましょう。
その時は多少オーバーなリアクションを取って問題ありません。
「えぇ!こんなに難しい問題解けたの!?○○(お子様の名前)は算数が得意なんだね!」といった具合にです。
この例のように「算数が得意なんだね」と付け加えることで、たとえそれがお子様の苦手な科目であっても、好きになってくれる可能性があります。
このように、日常のさりげない会話の中でお子様の勉強に認識を改善する機会は至る所にあるあるのだと考えて下さい。
楽しく一緒に勉強する
これができればベストです。
小学生にとって興味のあることは楽しいことだけです。そのため勉強を楽しいと思ってもらうことが一番手っ取り早くお子様に勉強をしてもらえる方法になります。
しかし、残念ながら勉強自体を楽しいと思ってもらうことはなかなか難しいものです。大人になった我々でも難しいのですから、お子様にとっても勉強は苦痛でしか無いというのが現実でしょう。
それではどうしたら良いかというと、勉強そのものではなく、「あなたと勉強している時間が楽しい」と思ってもらえれば良いのです。
そうすれば勉強は楽しいものだと思ってもらえますし、親子の絆も深まっていきます。その時は状況に合わせて先ほど紹介した方法をいくつか試してみるといいでしょう。
とはいってもシングルマザーという立場上、子どもの勉強に付きっきりになる時間はなかなか無いものです。
そんな時は、30分でも一緒にいてあげるだけでも構いません。ずっと1人で勉強するよりも遥かに効率よく取り組んでもらえます。
いかがでしたでしょうか?
母親にとって子どもが勉強嫌いだったり、なかなか成績が上がらなかったりすると不安ですよね。
そんな時に厳しく注意してしまう方も多いと思いますが、冒頭に記した通りそれは逆効果になりかねません。
またイヤイヤ取り組んで身につけた知識は長く定着するものではありませんし、勉強はこれからずっと付き合っていくものですから、なるべく早い段階で勉強のイメージを良くしてあげることが効果的です。
頭ごなしに叱るのは一旦置いといて、これらの方法を試してみてはいかがでしょうか?
是非お子様の成長をやさしく見守ってあげてください。