
シングルマザーに車は必要?車の維持費やメリット・デメリットを深掘り
2018/01/24
一人でこなすことが多いシングルマザーにとって、「車があればもっと楽なのに」と感じる場面は多いと思います。
しかし気になるのは購入費用だけではなく維持費用。
マイカーを持った後の生活に不安が残る方は、本記事を参考に、車を持ったあとの生活についてシュミレートしてみましょう。
Contents
車を持つことによるメリット・デメリットについて
まずは車を持つことによって発生するメリットやデメリットについて見ていきます。
マイカーを持つということは、便利さと引き換えにお金を失うことにもなります。
メリットとデメリットを見比べ、本当に必要なのかよく考えてみましょう。
車を持つことのメリット
☆郊外に住む場合、車を持つことで生活の範囲が広がる。
☆車があれば、子どもの習い事の送迎にも使える。
☆子どもの部活の遠征や試合に応援にも気軽に行けるようになる。
☆通勤時間が短縮され、その分生活にゆとりが生まれる。
☆ちょっとしたお出かけにも便利。
☆自家用車必須の仕事に応募できる。
☆急な子どもの病気など緊急時に対応できることが増える。
車を持つことのデメリット
☆保険、税金などの維持費がかかる。
☆ローンで購入した場合には借金を背負うことになる。
☆アパートやマンションに駐車場がないときには別に借りる必要性も出てくる
車を買うための費用はどのくらい?
車を買うためには、新車であれば最低でも100~150万円ほど必要になります。
中古車では50万円ぐらいからお手頃な車を見つけることができるでしょう。安いものでは15万円もあれば購入できますが、長く乗れずメンテナンスに費用が掛かってしまうためお勧めできません。
また、車の購入時には必ず任意保険に加入します。
自動車保険の保険料は車種や保険会社、保険内容によって異なりますが、車両保険を付帯する場合には年間保険料はおおよそ10万円と考えておきましょう。
その他、夏タイヤと冬タイヤ、それぞれのホイール、夏用ワイパーと冬用ワイパー、オーディオ、ナビ、ETC、ドライブレコーダー、車のアクセサリなどが必要になるでしょう。
タイヤやワイパー、ナビなどは車本体に含むこともできますが、車本体以外に5~20万円ほど現金を用意しておくと安心です。
車の維持にかかる費用の目安について
マイカーを購入した後、維持にはどのぐらいの費用が掛かるのでしょうか。
ここでは比較的維持費と購入費がお得な軽自動車の維持費一覧と目安についてわかりやすく表にしましたのでご覧ください。
ガソリン代 | 5000円~1万円/月 |
---|---|
保険料 | 5000円~1万円/月 |
自動車税 | 7200円/年 |
駐車場代 | 1万円/月 |
メンテナンス代 | 3~5万円/1年 |
車検代 | 5~8万円/2年 |
これらを月々の費用に直し計算すると、おおよそ突き当り2~3万円は維持費に必要な計算となります。
新車の場合にはもう少し安くなりますが、中古車を購入するとメンテナンス代が高くなるためランニングコストは上がります。
さらに車をローンで購入した場合の月々支払いも計算してみましょう。
いくつか例を挙げますので、参考にしてみて下さい。
- 借入150万円、金利3%、5年支払い、ボーナス払いなし→約27,000円
- 借入50万円、金利4%、2年支払い、ボーナス払い年2回→月約17,000円、ボーナス時約43,000円
- 借入200万円、金利2.5%、7年払い、ボーナス払いなし→月約26,000円
自動車ローンは借入する金融機関によって金利が大きく異なります。
大手銀行では2%台のところも多くなっていますが、ディーラーでローンを利用すると4%以上ということも珍しくありません。※2017年10月現在
また近年人気の残価設定ローンも金利が高く、購入から数年後には再びローンを借りるか、残価を一度に支払うか、車を買い替えるかという選択肢を迫られます。
一見楽な支払方法に感じますが、残価設定ローンについては慎重に検討したほうがいいでしょう。
車をローンで購入した場合、維持費と含めると最低でも5万円は月に車代として必要な計算になります。
決して安い買い物ではありませんね。なるべく車は現金で購入し、月々の支払いを少なくすることをおすすめします。