シングルマザーにおすすめする借金返済の方法

2017/10/20

家事・育児を両立しなければならないシングルマザーの中には、その繁雑な生活から正社員で働けない場合もあり、制限された条件や環境の中の就労は必然的に所得が少なくなってしまうことは当然のことかもしれません。

審査の非常に緩いカードキャッシングが普及している昨今、子どもの学費や生きていくための生活費に追い詰められてしまい、こういったカードによる借り入れを行う方も少なくありません。

そして生活費を少しずつカードで決済していった結果、いつの間にか膨大な額にまで借金が膨れ上がっていたというケースも多くみられるのです。

仕事や育児に加え、借金に追い詰められてしまい、育児ノイローゼに陥ってしまったというニュースを見かけることもあります。

このページでは、「借金の返済に行き詰ったシングルマザーの方がどうやって借金を精算すればいいのか?」について、解決方法をご紹介していきたいと思います。




完済が絶望的と思ったら「債務整理」を視野に

債務整理

まずはじめに、「大抵の借金は解決できるもの」ということを知っておいて下さい。

では具体的な方法を見てみましょう。

借金の対処法として「任意整理」「特定調停」「個人再生」「自己破産」といった4つの債務整理があります。

それぞれの特徴を分かり易く説明していますので、自分に合った借金の解決方法を見つけて、どういったものなのか理解することからはじめてみましょう。

任意整理、特定調停、個人再生、自己破産といった債務整理をすることで、苦しい借金生活から一筋の光明が見出せるかもしれません。

例えば、自己破産は借金が一挙に清算できる代わりに全ての財産を失うという大きなデメリットがあります。

一方で、任意整理は借金がチャラにはならないものの、財産を手放すことなく返済額を軽減できる可能性があります。

このように、それぞれの債務整理にはメリット・デメリットが存在していますので、自分に合った手段を見つけましょう。

任意整理

任意整理とは、借金や利息を減らしてもらえるように債権者と交渉することを言います。

任意整理の最大の特徴は当事者間で解決できる点にあり、裁判所を始めとした公的機関を通すこともありません。よって、負担も債務整理の中で最も少なく、シングルマザーの方でも比較的簡単に手続きができます。

もちろん、交渉をするのは弁護士や司法書士といったその道のプロです。

交渉が成立すれば借金や利息が軽くなる上に、金融会社からの督促も無くなりますので、いままでの生活よりはずっと大きなゆとりを作ることができます。

しかし、任意整理を行った後はブラックリストに載ってしまい今後数年間は借り入れが不可能となります。

特定調停

特定調停と任意整理は共通した部分も多いのですが、特定調停は裁判所を通して調停を行うという特徴があります。

簡易裁判が仲裁役となり債権者との話し合いの場を設けることで、私生活や収入を考慮された借金の整理ができます。

特定調停で注意すべきことは、調停が成立した場合「債務名義」として扱われることです。

これは、支払いが滞った場合は返済の強制執行を可能とする公的文書であり、最悪の場合は給料やその他資産の差し押さえが行われることもあります。

以上のことから、特定調停を利用する際は綿密な返済計画が必要とされるでしょう。

個人再生

よく言われるのが、任意整理と自己破産の中間に位置する整理法です。

こちらは特定調停とは異なり、地方裁判所に申立てを行うことで債務を大幅に免責(5分の1程度に)してもらいます。

現在の所得や借金の程度から、それでも返済が難しいと判断された場合は却下されることもあります。

弁済と所得を計算して弁護士等と相談をしてみましょう。厳しい場合は、次項の自己破産を勧められると思います。

自己破産

債務整理の中では、最も聞き覚えのある言葉かと思います。

これまでの整理法では「支払い不能になる恐れのある方」が返済額を軽減させるという内容でしたが、自己破産は「支払い不能な方」が支払い不能の状態である宣告を受けて破産者として免責を受けて借金を全額免除してもらいます。

もちろん、支払い不能というのは、債務者の借金額や収入、資産等の状況から総合的に判断されます。

借金が全額免除になるというインパクトは大きいものの、資産を保有していれば当然破産宣告をすることはできません。免責のあとは、借金は無いけれど本当に意味で無一文となってしまいます。

ブラックリストに載って借り入れが出来なくなるのは当然のこと、自己破産をすると住所・氏名が「官報」という国が発行する機関紙に掲載されるようになります。

自己破産は、本当に最後の最後の手段ということになりますので、まずは弁護士や司法書士と相談をして可能な限り自己破産以外の整理法で借金を軽減することをオススメします。




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