シングルファザーについて。

2017/07/07

離婚後、子供は母親が必ず引き取るという感覚はもう古いのかもしれません。

では実際にシングルファザーとして頑張る父親が、どの程度いるのかご存知でしょうか?

父子家庭はなんと約20万世帯、そのうち家族との同居をしていないシングルファザーは約9万世帯です。否応なく死別したケースはその2割に過ぎず、8割は離婚です。

家族の在り方がどんどん変わり、子供と父親の関係性にも変化があるようです。

それではシングルファザーの道を選んだ人たちの悩みと解決法をまとめてみましょう。

子供には母親が必要ってホント?

子供には母親が必要だ』という固定観念のような考え方が主流の世の中ですが、母親が必要な理由は「自分で我が身を守れない幼子には、気の利く母性が必要」ということでもあります。

今までの日本では男性が社会に出て働くことが主流ですし、シングルファザーも片親家庭なので自身で収入の確保をする必要はあります。

そしてわが子を育てると決めた以上は、仕事のみならず育児や子育てまた家事までをこなさなくてはなりません。

こういった状況を鑑みると、シングルファザーであれば、シングルマザーであれ一番の理想は実家に帰ることなのかもしれません。

しかし約半数の家庭は実家に帰らずに子供を育てているという現実があります。フルタイムの仕事をしながらの育児は大変なため、時間外保育やベビーシッターなどを利用せざるを得ない生活となってしまします。

ここで勘違いしてはいけないのは、子供の面倒を見てもらえることと、親の存在とは大きく違います。食事をさせてもらえる、怪我をしないように見てもらえる、困ったときにそばにいてくれる。それだけでは、子供は育ちません。

そこに親の愛情は不可欠となるのです。

いつも親が家にいないという認識は、子供を孤独にします。家にいる時間の長さではなく、子供といる時にどれだけ濃密な時間を過ごしたかによって、母親が居る居ないに関わらず、いい家庭環境を構築することはできます。




片親家庭の貧困問題

片親家庭というと母子家庭を想像する人がほとんどです。

母子家庭が経済的に追い詰められる状況は確かに深刻ですが、父子家庭だから経済的には安心というわけではないようです。実際に、今の世の中、夫婦共働きが主流になっています。

つまり、男性だけの収入で安定という考え方はできない世の中なのです。また不景気の影響ももあり、男性でも非正規雇用も増えています。

2010年より児童扶養手当が母子家庭だけではなく、父子家庭も対象になりました。

子供が18歳を迎えた年の3月31日までが対象となり、各市町村によって異なりますし、自分の収入によって変わりますが、子供一人に対して10000円弱~42000円程度の支給になります。

各手当は市町村によりますが、一人親全てに対する医療手当てやその他の援助をもうけている場合もあるので、経済的な問題は、ひとりで抱え込まず公的な援助を受けるようにしましょう。

シングルファザー家庭に見られがちなのは、男性のプライドが邪魔をして、援助を受ける事が出来ず、強がる気持ちです。しかしこの問題は自分だけではなく、子供を育てる親の権利として助成は受けるべきです。

娘を持つシングルファザーの悩み

女性と男性の身体の構造は大きく違い、感情だけではなく女性ならではの悩みは成長と共に出てきます。

シングルファザーの悩みで一番多いのは、娘を持っている父親の月経に関する悩みです。

知識としてはあるものの、どう接したらいいのかわからないという声が多く聞こえます。しかし、娘は父親を親として認識しています。

学校などの授業で知識はあっても、我が身の変化に戸惑うものです。親として、女性の身体の事を教え、生理用品を用意してあげる事は大切です。

またいつまでも初潮が来ない場合、婦人系疾患の恐れもあるので、親として子供が初潮を迎えたのかを把握しましょう。そして、祝うなどの行為はしてはいけません。必要以上にそのことに触れない思いやりは大切です。

男性は理解できない部分として、生理痛が酷い女性もいるので、鎮痛剤などを生理用品と一緒に用意してあげると、娘からの評価は上がるでしょう。

シングルファザーの再婚事情

年を重ねていった男性は、独身よりバツイチのほうがモテると言われています。

年配の結婚未経験者には、何か問題がありそうと感じる女性が多いからです。なので再婚ができる可能性はありますが、大概子供は母親が引き取っていると思われがちです。

また相手の子どもいる場合、女性からすると自分を家政婦のように扱わないかと不安に思うそうです。

そして前妻と子供の関係や恋人と子供の関係など、男性の方が柔軟性に欠けるので、シングルファザーの再婚はなかなか難しいと言われています。

子供にとって一番幸せなのは、両親が仲良く離婚しない家庭に育つことです。

その挫折を繰り返さないために、新しい母親をという考え方では鈍感すぎます。子供にとっての親は、取り換えがきくものではありません。

大切なのは、恋人を本気で愛しているのかです。

「母親が出来たら子供にとっていいのでは?」「彼女が家事などしてくれたら楽になる」といった邪念がないか今一度考えて、自分の素直な気持ちを子供に話すべきでしょう。

そして父親がやりがちな間違えは、『かっこつけすぎる』所ではないでしょうか?

社会で生きていくために強くなければならないのは当たり前でしょうが、子供や家庭に必要なのは、人間味です。シングルファザーとして頑張る背中は、誰よりも子供が見ています。

虚勢を張ることなく、自分らしく時に子供と向きう時間を過ごすことが、シングルファザーとして一番大切な事ではないでしょうか?




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