
シングルマザーにおすすめする『保険外交員』
2019/01/17
今回シングルマザーの方におすすめする仕事は、『保険外交員』です。
でも保険外交員ってどんな仕事でしょうか?
漠然とは知っているけども・・・具体的な仕事内容は知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで保険外交員の求人、給与、待遇、将来性について深掘りしていきましょう。
保険外交員の仕事をお考えのシングルマザーの方、ぜひチェックして下さい。
保険外交員の求人状況は増加傾向
最近では、保険もカンタンにネットで加入できたり、他社の商品を比べることが出来る店舗も増えてきています。
保険外交員というと飛び込み営業がイメージにありますが、やはり直接お客様とお会いして商品の説明をしないと、いくら良い商品であってもその良さは伝わりません。
すでにネットで契約されている人は、時間がないからとCMや値段だけ見て取り敢えず加入している人が多いのが現状です。
そのため、外交員のニーズは常にあり、未経験者の採用も多く、学歴も高卒以上なら問題ない会社が多いようです。
確かに保険の外交員というと、家族や親族へ加入をすすめたり、知らない家や会社に営業をかけるわけですから、精神的な負担はあります。
しかし、きちんと商品の内容を理解していただいて、契約が取れたときの嬉しさは、そうした負担を上回ります。
離職率の高い仕事ではありますが、一度顧客が付けば、その人の人生設計にも大きく関与することがあるため、信頼も得ることが出来ます。
こうしたポイントが外交員の醍醐味なのです。長年、外交員を続けている人も多くいるので、そうした人には信頼してくれるお客様がいるからです。
お客様としても一生涯の安心を買うわけですから、やはり相性のよい外交員が喜ばれます。
もちろん、相性以前に人柄の良さが必要なので、商品知識のことだけでなく、日常的な会話も楽しめるような人が向いています。
特に高齢化社会になり、高齢者向けの商品も増えてきている中、外交員が話し相手になってくれるのを楽しみにしている高齢者の人がいるという話も聞きます。
そうした地道な努力で信頼を勝ち取りましょう。
保険外交員の給与
保険外交員の仕事は、ノルマがあるためか平均年収にも大きな幅があります。
約180万円~約360万円といったところですが、月給だと約25万円が平均です。
20代で約20万円、30代で約25万円、40代で約30万円となっており、手取りだと約12万円~24万円となりそうです。
保険外交員といっても、正社員の場合と保険会社から報酬をもらって個人事業主として保険営業をする2タイプあり、実際には後者の方が多いようです。
外交員になって最初の1年間ほどはあまり契約が取れません。毎月2、3本の契約を取るというノルマと引き換えに、月額13~15万円ほどの給料保障がされていることがあります。
新人期間を過ぎればこの給料保障がなくなり、完全歩合となりますが、会社によっては最低限の固定給約3~5万円を設けて、プラス歩合報酬が付くようになります。
このように勤続4年も過ぎれば、月収20万円ほどを平均で稼いでるようです。
さらに10年以上のベテランにもなれば、コンスタントに契約を取り続けることで月収30万円以上ともなります。
正社員として働き、賞与がある会社は、成果に合わせて大体年2回で2年目からもらえます。
基本給だけ見ると高くはありませんが、頑張って成績を上げ続けたことで年収1000万以上を稼ぐ保険外交員もいるほどです。
ちなみに、国内生保では保険金額に応じて歩合が付くため、金額の大きい終身保険などの契約が歩合も大きく、外資系では保険料に応じて歩合が付きます。
どちらがいいとはいえませんが、割が良いのは外資だという話もあります。
正社員の場合、各社ともに月給が22万円~となっている場合が多いようですが、この給料は前述のように新人期間だけなどの期間限定のものなので、保険外交員の給料はほとんどが歩合で決まるのです。
保険外交員の待遇、将来性
正社員として保険外交員になった場合、福利厚生がしっかりしている会社が多いようです。
通勤交通費手当て、退職金制度(勤続年数による)などもしっかりしているのは大手保険会社が多いからでしょう。
外回りの仕事のため、労働時間を把握するのは難しいのですが、朝はだいたい9時の朝礼に間に合うように出社して、顧客のアポイントに合わせて仕事を終えて帰社となります。
基本的には、朝と夕方は出社しますが、帰りは時間によっては直帰できることもあります。
基本的にその日の予定によって労働時間は変わると思ってください。
研修修了後の新人の時は、外回りで5時くらいに会社に戻り、上司と反省や打ち合わせなどをして帰りとなります。
休憩も各自が空いている時間で取るようになっていて、時間的には比較的自由に使えます。
もっとも、お客様とランチをしながら話をしたり、お客様の休日に合わせて自分の休日にアポをとることもあるので、急な予定変更などにも対応できる心構えが必要です。
ネットでの保険加入が増えても保険外交員のニーズはあります。時代に合わせて商品が入れ替わったり、増えた場合でも、やはり直接お客様に説明できる外交員は大切な存在です。
加入してくれたお客様は、その外交員だから加入したという人も多く、そうしたお客様が家族や知人に顧客の輪を広げてくれることもあります。
そうしたときにこの仕事のやりがいを感じるでしょう。特に、高齢者の方はネットから加入することもないので、少子高齢化により益々、外交員の存在は大きくなってゆくと思います。
保険は一生涯のものなので、人間同士でなければ伝わらない説明がなくなることはありません。