シングルマザーにおすすめする『看護師』のしごと

今回シングルマザーの方におすすめする仕事は、『看護師』です。

でも看護師ってどんな仕事でしょうか?

漠然とは知っているけども・・・具体的な仕事内容は知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこで看護師の求人、給与、待遇、将来性について深掘りしていきましょう。

看護師の仕事をお考えのシングルマザーの方、ぜひチェックして下さい。




看護師の求人状況は増加傾向

国内の看護職員の数は増えています。看護師だけ見ると2004年から2013年までで約40%近い増員となりました。

しかし、実際に看護師は不足しています。

これは、急速に進む高齢者の増加に看護師の供給が追いついていないことを示しています。また、看護師の離職率はほぼ横ばいですが、実際の離職者数は年々増えているということになります。

新卒の看護師もいますが、少子化によって、新卒の看護師の数も減少に転じるでしょう。

社会の高齢化は予想を上回るハイペースで進んでおり、看護師が足りないのが現状です。離職者が10%復職することで供給のバランスが取れるようになるはずですが、なかなかそうはいきません。

いまだに女性の就業者数が多い仕事であることから、結婚や妊娠を機に退職する人もいますが、夜勤もあるために体力的な問題で若くして辞める人がいます。

他にも、職場の人間関係、休みが取りにくいこと、給料の安さ、そして命を扱う職業ですから、精神的な負担で職場を離れてしまう人も多いようです。

さらに都道府県ごとの看護師の数にも格差があります。地方になるほど大幅に人手不足となっている地域もあり、そこではさらに厳しい職場環境で働かなくてはいけません。

確かに楽な仕事ではありませんが、一方で熱意を失わず、長年勤めている看護師も多くいます。

しかし、人材不足はいかんともしがたいのが現状なので、求人に困ることはまずないでしょう。

看護師の給与

看護師の資格には厚生労働省の免許を受けて働く正看護師と、都道府県知事の免許を受けて働く准看護師がいます。

准看護師の場合、医師はもちろん、正看護師の指示を受けなくては業務を行えません。

しかし、実際の現場では准看護師も正看護師とほとんど同じ仕事をこなしていて、明確な仕事の違いはありません。ただ、両者で違うのが給与や昇格であり、ここに明確な差があるのです。

正看護師の平均年収は約580万円に対し、准看護師は約480万円です。

月収だと正看護師が平均年齢37歳として約35万円、准看護師が平均年齢45歳で約30万円となっています。

ここからもわかるように、正看護師のほうが准看護師より若くても給与はいいのです。

全体を年代別に見てみると20代で約28万円、30代で約33万円、40代で約35万円となっていますが、前述の理由で、正看護師はもう少し高く、准看護師は安くなるでしょう。

また、看護師は職場によっても平均年収は大きく違います。ER看護師が一番高く平均年収は約540万円、次いで大学病院が約490万円、総合病院が約460万円、個人病院やクリニックが約390万円となります。

「給料が安い」というイメージばかり広まっていますが、この数字を見ると逆に平均は一般的なサラリーマンと同等か、それよりも高いことが分かります。

気になる看護師1年目の平均年収ですが、正看護師だと約490万円、平均ボーナスが年間約120万円でした。正看護師の場合、常勤で夜勤がありますが、准看護師や夜勤がないクリニックに勤務している看護師だと少し低くなります。

また、最近は男性の看護師も増えていますが、女性看護師との年収差はそこまで変わりません。

しかし、救急医療の現場や、入院患者さんが暴れることもある精神科がある病院では、男性看護師が重宝され、少なからず給与に反映されることもあるようです。

もっとも、看護師の世界はまだまだ女性が中心で、産婦人科などではまず男性看護師は採用されません。



看護師の待遇、将来性

待遇の違いも正看護師と准看護師で差が出てきます。業務内容に違いはほとんどないものの、待遇で差があるのが現状です。

確かに両者では学校で習得している知識も技術も違いますが、実務に違いがなく、安い賃金で雇用できるという点で、個人病院や診療所では広い就職先があります。

こうした格差をなくし高度医療に対応できる看護の質の向上のため、日本看護協会は准看護師制度の廃止を検討していますが、やはり慢性的な人材不足などの理由により、議論は検討中のままです。

就職率100%といわれる看護師の仕事ですが、転職・離職率が高い仕事でもあります。

退職の理由のトップは出産・育児のためですが、その他はかなり分かれます。なかでも、仕事のハードさは離職率の高さに反映されています。

看護師の資格を取得し、働き始めたものの、臨床の場では色々な局面があります。

最近、問題となっているのは、高齢化により自治体病院へは「施設待ち・リハビリ目的」といって、寝たきりの高齢者が回されてくることです。

内科病棟では患者さんの半数以上が寝たきりの高齢者となり、まるで老人ホームのようだと仕事に疑問を持つ看護師もいます。今後もこうした傾向は続くでしょう。

看護師の仕事は想像以上にハードですが、やりがいもあります。医療機関でも給与面、労働環境において色々な改善への取り組みを行い、ひとりでもおおくの看護師を確保しようと必死です。

こうしたことは、看護師が売り手市場であることを物語っていますが、それだけに長く勤められるよう、自分のライフスタイルや病院の労働条件をしっかり見極めて就職を決めましょう。




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