
医療事務の資格に苦戦。3度目の試験で合格して正職員に
2019/01/16
私は40歳、男性の病院の事務に勤務する者です。
私は東日本大震災のあった年に今働いている病院に、事務職員として転職しました。その転職時の本採用条件として示されたのが、「医療事務」資格の取得でした。
医療事務の資格については大学の頃から聞いたことがありました。
「医療事務の資格は取る人が多いけど、多い分だけとってもあまり生かせないらしいよ」と。
そのため当時は見向きもしませんでした。
ただ取るのはそんなに難しくない、当院も聞いていましたので、条件として提示された時にもそんなに負担には感じていませんでした。
勉強方法は通信教育でした。勉強し始めて一番最初に思ったのが、「以外に難しい」ということでした。
はっきり言って結構覚えるのが多いです。この診療行為をした時にはこの点数が取れる。そしてこのような状況では加算が取れる。状況に応じて計算をしているということで、医事課の職員をちょっと尊敬しました。
でも本採用の条件として了承してしまったため、何としても取らなければなりません。ただ正直最初は本気になれませんでした。
「試験になればなんとかなるでしょ」と思っていたのです。
そんなこんなで通信教育を終え、試験の受験日。いざ試験を受けてみると意外な敵が待っていたのです。
それは「時間」です。試験は教科書や参考書持ち込み可だったのですが、その分時間制限が厳しかったのです。
あまり時間を掛けて調べているとすぐにタイムアップ。時間切れで1回目の試験は落ちてしまいました。
そこで気を引き締め直して受けようとした2回目。なんとインフルエンザに…無念の棄権をしました。
さすがに3回目は落ちるとやばい。そう思って本気で勉強。
仕事終わりにも職場で場所を借りて勉強をしました。
そして満を持して受けた3回目。時間はギリギリでしたがなんとか合格圏内まで回答を持って行き、合格することができました。
そして晴れて正職員に。
始めから本気で勉強すれば当院は思いましたが、資格が取れてよかったです。