
シングルマザーにおすすめする『動物看護師』
2019/01/16
『動物看護師』いう仕事があることはご存知でしょうか?
知ってる!と言う方もいらっしゃると思いますが、動物病院も病院同様に、獣医師と動物看護師が働いています。
そこで何か動物に関わる仕事をやってみたいという方のため、そしてシングルマザーにおすすめする資格として『動物看護師』について深掘りしていきたいと思います。
動物看護師の仕事内容
まずは動物看護師の仕事のご紹介です。
動物看護師は動物病院においての獣医師のサポートが主な仕事です。
獣医師が行う業務の補助であったり、動物病院に入院している動物の健康管理、使用する医療器具の準備・消毒、体温や脈拍などの検査や、動物に直接関わらない部分でいうとカルテの管理であったり、
病院内の受付業務、ペットの飼い主さんとのコミュニケーション・事前事後説明などなど、動物病院内で行われるほぼ全ての仕事が業務内容となります。
上記にあげた通りやることは多岐に渡るため、忙しさはついて回りますし、資料の作成・管理など動物との直接のふれあいを感じられない業務もあるでしょう。
ですが、業務の内容が多岐にわたるということはそれだけ『やれること』も沢山あるということ。
当然『命を預かる仕事』をやっていくうえで、重い責任からは逃れられませんが、個々の業務ができるようになっていったときには大きな達成感や喜びが感じられるでしょう。
さらに獣医師以上に動物や飼い主とのコミュニケーションの機会が多いのも動物看護師の特権です。
まさに今困っているペット、そして助かって元気にでていくペットと飼い主さん達と直接関われるということは大変な業務の中でも、大きな報酬となりうるのではないでしょうか?
また、入院する動物達と付き合い続けてお世話をするという業務もあるため、ペットのトリミング技術やシャンプー・カットの技術も身につける必要があります。
単純に動物だけを相手にする仕事ではないので大変さはありますが、やりがいや仕事の経験の中で磨かれるスキルもそれだけ多いのが動物看護師の特徴といえそうです。
後述しますが、認定資格の取得も視野に入れて専門学校へ進学をしている人であれば、卒業後の選択肢もそれなりに広くあります。
動物病院の他にも、ペット預り施設、動物園、ペットショップ、グルーミングサロンなどへの就職も可能です。
動物看護師の資格
さて、そんな動物看護師になるための資格ですが、実は人間の看護師のような国家資格は今の所はございません。
過去には民間の様々な団体がそれぞれ違うように資格を作って試験を発足し、認定資格がバラバラに沢山あったのですが、
その状態を反省し「認定動物看護師試験」というものが作られました。
これは動物看護師統一認定機構がとりおこなっている試験で、動物看護師としての必要な技術や知識を全国的に統一化させること、それによって動物看護師の立場も向上させることが目的となっています。
この認定動物看護師では学ぶべきカリキュラムがしっかりと提示されており、そこの基準満たす教育が受けられる学科やコースがある専修学校および大学で必要単位を取得しなければ資格取得試験を受験することができません。
必修カリキュラム一例
◯動物の体の構造と機能を理解する
◯人と動物の調和に関わることを学ぶ
◯動物病院業務に必要な知識を習得する
などなど。
本資格は全国で統一試験を実施しているほどの資格ですが、今はまだ国家資格というわけではないので、取得することが動物看護師の必須条件というわけではありません。
実際に、動物看護師統一認定機構以外の民間団体でも、動物看護に関する認定資格を取得することは可能です。
上記の認定動物看護師試験の場合だと、然るべき教育機関において明示化されている学習基準を満たしたことが保証されるため、採用する側から能力の評価がしやすい利点があげられます。
また今後国家資格になることもあるかもしれないということで、条件が合えば「認定動物看護師」の資格取得を推奨される場合が多いようです。
動物看護師を目指す方へ
このページをご覧くださった方は、少なくとも動物に興味がある方だと思いますが、動物看護師という職業に興味が湧きましたでしょうか?
動物看護師は、
・主に動物病院で勤務
・獣医師さんのサポートをメインに病院内の様々な業務を行う
・あらゆる面でのコミュニケーション能力が求められる仕事だが、感じられる達成感も大きい
・看護師のような国家資格はないが、「認定動物看護師資格」がある。
受験には2年の実習が必要で全国統一試験もあり、資格への信頼度は高いという特徴がありました。
自分たちの生活にとって身近なペットに関わる仕事をしてみたいと考えている方にこの記事がお役に立てばと思います!
それぞれの仕事の内容を考えて、自分がより興味のある仕事を行うための武器となる資格が取得できればよいですね!