シングルマザーにおすすめる『看護師』

2019/01/17

シングルマザーになって資格を取りたいと考えた時に理想として思いつくのは、「給与がある程度貰えて、安定した求人があり、職場の選択肢が多くあること」ではないでしょうか?

これらの条件に該当する職種は、介護や医療の現場です。そして本気で将来の人生設計を考える方には、医療現場を支える「看護師」の資格をお勧めしたいと思います。

特に子供が多い家庭は、子供の成長と共に経済的な不安が大きくなります。日々の生活費や進学の資金だけではなく、我が子の希望する道を歩ませるにも必要なのはお金です。

このお金に注目する場合であっても、やはり一番収入が見込める資格は「看護師」なのです。

看護師は母子家庭等自立支援教育訓練給付金の対象の資格です。

受講料の『60%給付(上限20万円)』助成が受けられます。

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正看護師と准看護師の違いを知っておこう!

病院関連の求人を眺めることがある方は、なんとなく覚えはあるかもしれませんが、「看護師」には二種類あります。それが、正看護師准看護師です。

しかしこの正看護師准看護師の違いについて即答できる方は少ないかもしれません。

まず大きなな違いは、正看護師は国家資格で、准看護師はこの看護師不足を解消すために設けられた資格で、県知事認定資格となります。

また正看護師准看護師は給料や待遇面などにも違いがありますし、実際の資格の取り方も異なります。

正看護師(3年間)

自主的に医療行為ができる資格となります。受験資格は高卒以上(学校によっては年齢制限あ。)。給与は准看護師よりも高い。

准看護師(2年間)

医師や正看護師の指示のもとで医療行為が出来る資格となります。受験資格は中卒以上(年齢制限はさほどない)。給与は正看護師よりも低い。

常勤で経験年数や勤務地などを考慮しないで、正看護師准看護師のみの資格の違いで年収を見ると正看護師は年収:480万円程度に対して、准看護師の年収は430万円程度となっています。(参考サイト:看護rooさん)




正看護師と准看護師まずどちらを選べばいいの?

正看護師准看護師どちらも学校に通うことが必要となります。

安定した収入の確保に重点を置き、とにかく稼ぐことを将来的に目指すのあれば、正看護師が該当します。しかしシングルマザーという立場ではそれはなかなか難しい現実があるのです。

それは母子家庭の就学手当を申請しても、2年間しか手当がもらえないからです。つまり、正看護師になるためには、残りの一年間は手当なしで学校に通わなければなりません。

准看護師の場合は2年間となるため、就学手当をもらいながら学校に通うことができます。

また学校によっては最初の一年間は午後の授業のみが多く、午前中にパートなどで働きながら就学することが可能なため、シングルマザーに准看護婦を目指す方が多い理由と言えるでしょう。




准看護婦が廃止になる噂がある

廃止の方向で国が動いていることは事実のようですが、ここ数年でとった資格が無効になることは考えられません。正看護師として働いていた実務経験がある看護師は、看護師不足が深刻な現在では大切な存在です。

病院によっては、正看護婦への進学の援助をしてくれるところもあり、働きながら正看護婦を目指すことも可能な所もあるので、まずは今取れる資格をとることをお勧めいたします。

また准看護師として10年以上の実務経験があれば、学校に通うのではなく通信制で正看護師の資格と取得することも可能です。

看護師を目指すときに使いたい支援制度

シングルマザーの強い味方として、就学支援の制度が各自治体には設けられています。支援の内容や条件は多少違いますが、基本的にはさほど大差はありません。

これらは、母子家庭の自立と子供の成長を守るために設けられています。活用していきましょう。

母子家庭の自立支援給付金

『高等技能訓練促進等給付金』や『母子貸付制度』とも呼ばれている制度です。

シングルマザー家庭の就職に有利な資格を取得するために養成機関・学校において修学する場合の、経済的な支援が受けられます。

対象の資格 看護師・准看護師・介護福祉士
対象者 20歳未満の児童を扶養しているシングルマザー
内容 学校に進学することにより、働けない時間の生活費を一部援助してくれます。
支給額目安 月額約7~14万円
入学支援終了一時金等 2~5万万円

住んでいる地方自治体によって、多少金額の違いはありますので、資格取得を考えた際は相談窓口へ行きましょう。

看護師の求人状況は増加傾向

国内の看護職員の数は増えています。看護師だけ見ると2004年から2013年までで約40%近い増員となりました。

しかし、実際に看護師は不足しています。

これは、急速に進む高齢者の増加に看護師の供給が追いついていないことを示しています。また、看護師の離職率はほぼ横ばいですが、実際の離職者数は年々増えているということになります。

新卒の看護師もいますが、少子化によって、新卒の看護師の数も減少に転じるでしょう。

社会の高齢化は予想を上回るハイペースで進んでおり、看護師が足りないのが現状です。離職者が10%復職することで供給のバランスが取れるようになるはずですが、なかなかそうはいきません。

いまだに女性の就業者数が多い仕事であることから、結婚や妊娠を機に退職する人もいますが、夜勤もあるために体力的な問題で若くして辞める人がいます。

他にも、職場の人間関係、休みが取りにくいこと、給料の安さ、そして命を扱う職業ですから、精神的な負担で職場を離れてしまう人も多いようです。

さらに都道府県ごとの看護師の数にも格差があります。地方になるほど大幅に人手不足となっている地域もあり、そこではさらに厳しい職場環境で働かなくてはいけません。

確かに楽な仕事ではありませんが、一方で熱意を失わず、長年勤めている看護師も多くいます。

しかし、人材不足はいかんともしがたいのが現状なので、求人に困ることはまずないでしょう。




看護師の給与

看護師の資格には厚生労働省の免許を受けて働く正看護師と、都道府県知事の免許を受けて働く准看護師がいます。

准看護師の場合、医師はもちろん、正看護師の指示を受けなくては業務を行えません。

しかし、実際の現場では准看護師も正看護師とほとんど同じ仕事をこなしていて、明確な仕事の違いはありません。ただ、両者で違うのが給与や昇格であり、ここに明確な差があるのです。

正看護師の平均年収は約580万円に対し、准看護師は約480万円です。

月収だと正看護師が平均年齢37歳として約35万円、准看護師が平均年齢45歳で約30万円となっています。

ここからもわかるように、正看護師のほうが准看護師より若くても給与はいいのです。

全体を年代別に見てみると20代で約28万円、30代で約33万円、40代で約35万円となっていますが、前述の理由で、正看護師はもう少し高く、准看護師は安くなるでしょう。

また、看護師は職場によっても平均年収は大きく違います。ER看護師が一番高く平均年収は約540万円、次いで大学病院が約490万円、総合病院が約460万円、個人病院やクリニックが約390万円となります。

「給料が安い」というイメージばかり広まっていますが、この数字を見ると逆に平均は一般的なサラリーマンと同等か、それよりも高いことが分かります。

気になる看護師1年目の平均年収ですが、正看護師だと約490万円、平均ボーナスが年間約120万円でした。正看護師の場合、常勤で夜勤がありますが、准看護師や夜勤がないクリニックに勤務している看護師だと少し低くなります。

また、最近は男性の看護師も増えていますが、女性看護師との年収差はそこまで変わりません。

しかし、救急医療の現場や、入院患者さんが暴れることもある精神科がある病院では、男性看護師が重宝され、少なからず給与に反映されることもあるようです。

もっとも、看護師の世界はまだまだ女性が中心で、産婦人科などではまず男性看護師は採用されません。




看護師の待遇、将来性

待遇の違いも正看護師と准看護師で差が出てきます。業務内容に違いはほとんどないものの、待遇で差があるのが現状です。

確かに両者では学校で習得している知識も技術も違いますが、実務に違いがなく、安い賃金で雇用できるという点で、個人病院や診療所では広い就職先があります。

こうした格差をなくし高度医療に対応できる看護の質の向上のため、日本看護協会は准看護師制度の廃止を検討していますが、やはり慢性的な人材不足などの理由により、議論は検討中のままです。

就職率100%といわれる看護師の仕事ですが、転職・離職率が高い仕事でもあります。

退職の理由のトップは出産・育児のためですが、その他はかなり分かれます。なかでも、仕事のハードさは離職率の高さに反映されています。

看護師の資格を取得し、働き始めたものの、臨床の場では色々な局面があります。

最近、問題となっているのは、高齢化により自治体病院へは「施設待ち・リハビリ目的」といって、寝たきりの高齢者が回されてくることです。

内科病棟では患者さんの半数以上が寝たきりの高齢者となり、まるで老人ホームのようだと仕事に疑問を持つ看護師もいます。今後もこうした傾向は続くでしょう。

看護師の仕事は想像以上にハードですが、やりがいもあります。医療機関でも給与面、労働環境において色々な改善への取り組みを行い、ひとりでもおおくの看護師を確保しようと必死です。

こうしたことは、看護師が売り手市場であることを物語っていますが、それだけに長く勤められるよう、自分のライフスタイルや病院の労働条件をしっかり見極めて就職を決めましょう。




看護師を目指すリスク

正看護師准看護師関わらず人の命にかかわる職業のため、看護師とは容易な職業ではありません。また病院によっては夜勤もあるため、子育て世帯にとってはリスクが少ない職業とも言い切れません。

しかし、子供が幼いうちに進学して資格を取得し、子供がある程度の年齢になったときに、収入を確保するために資格取得を考えるシングルマザーも少なくはありません。

看護師という職業は、軽傷の患者から重症の患者まで、自分の意思とは関係なく、看護をしなければならないので、自分のあり方を求められるでしょう。

また専門知識が必要な上、立ち仕事の肉体労働精神的にも疲弊する仕事ですので、誰にでも出来る職業ではありません。しかしその分やりがいはあるはずです。そして仕事の充実は、自分への自信へとつながっていくものです。

本当に自分にあった職が何なのかは、やってみなければわかりませんが、経験は無駄になることはないでしょう。また医学の知識についても、自分や家族のためにあるに越したことはないのです。

まずはチャレンジする気持ち大切です。第一歩として看護師の学校について資料請求からはじめてみては如何でしょうか?



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