シングルマザーにおすすめする『中小企業診断士』の資格

2018/03/17

今回シングルマザーにおすすめする資格として深掘りしていくのが『中小企業診断士』です。

中小企業診断士というのはあまり聞かない仕事ですが、カンタンに言えば「経営コンサルタント」ということになります。

中小企業における経営の問題点を外部から診断して、解決策の提示や経営相談を受けることが仕事になります。

といっても、あまりピンとこない人も多いでしょう。

そこでシングルマザーにおすすめしたい「中小企業診断士はどんな資格なのか?仕事内容は?」など深掘りしていきたいと思います。

中小企業診断士の概要

ざっくり言うと法律問題なら弁護士、経理なら会計士がいるように、経営そのものを支えるのが中小企業診断士の仕事です。

例えば、経営に問題点がある場合、一番いいのが顧客に話を聞くことですが、実際は難しいことです。そこで、その問題点をズバリ指摘して、さらに改善するのが中小企業診断士なのです。

経営方法に決まった正解がないように、中小企業診断士にもいろいろなタイプの人がいます。

静かに現状の問題点を分析して、自分の経験から解決策を導き出す人もいれば、あらかじめ答えを用意しておいて会社側に解決策を考えさせる人などさまざまです。

もちろん、企業としては前者のほうが楽ですが、長期的に企業のためになるのは後者です。でも、そうしてしまうと今度は企業が自分で問題点を解決してしまうので、中小企業診断士は仕事が減ってしまいます。

そこで「基本的には自力でやるが、本当に困ったときには会社を助けてほしい」という企業をサポートするのが一番いい形になります。

なぜこんな話をしたかというと、中小企業診断士に頼り続けないと経営できないような会社は顧客として長続きしないからです。

遅かれ早かれ破産してしまいます。診断士になるには、そうした企業を見極める目も必要だということです。

中小企業診断士は国家資格

中小企業診断士は「中小企業支援法」に基づく国家資格ですが、取得には「一般財団法人・中小企業診断協会」が実施する試験に合格して登録する必要があります。

中小企業診断士第1次試験は多肢選択式で、年に1回、8月に全国8ヵ所で行われます。

内容は、

○経済学・経済政策
○財務・会計
○企業経営理論
○運営管理(オペレーション・マネージメント)
○経営法務
○経営情報システム
○中小企業経営・中小企業政策

の7科目となっています。この科目からも分かるように、コンサルティング能力に加えて財務・会計の知識も必要となります。

そうしたことから、一部の科目については、すでに該当する国家試験に合格していると免除されるものがあります。

例えば、経済学・経済政策なら

○公認会計士
○不動産鑑定士
○経済学博士
○大学などで経済学の教授、准教授、助教授を3年以上努めた者

財務・会計なら

○公認会計士
○税理士

など、かなり広く免除対象となるので、事前に調べてみるといいでしょう。

ちなみに配点は各100点ですが、合格は総点数の60%以上、また1科目でも40点未満があると不合格になります。

第1次試験に合格すると、筆記・口述試験が行われます。この試験はその年の合格者だけでなく、前年度の合格者も受けることができます。

この第2次試験は4科目あり、「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 I ~ Ⅳ」で構成されています。内容は、

○Ⅰ(人事を含む組織)
○Ⅱ(マーケティング・流通)
○Ⅲ (生産・技術)
○Ⅳ (財務・会計)

となっていて、合格率は第1次・2次試験ともに約20%程度です。

1次で20%、そこから2次でさらに20%になりますから、最終的な合格率は約4%という狭き門となります。

ただし高い壁に思えますが、試験内容に会計や経理情報システムなども含まれていますから、合格すれば幅広くその知識が活用できるでしょう。

中小企業診断士の資格取得までの目安

勉強は通信講座で講義を受けるのが一般的ですが、1年先を目指して9月から始まります。

まず、最初の半年は基礎講義を受けてインプットするのが中心になります。

その後、2~4月には第2次試験対策が中心となり、残りの時間で苦手な分野を徹底的に克服する感じです。

勉強方法については『たのまな』公式サイト:『中小企業診断士【安心合格】講座』をチェック下さい。

さて、晴れて2次試験にも合格したら、実務従事か実務補習を15日間行わなければなりません。でも、1年かけて試験に合格したことを思えば短いものです。

こうして、必要な条件を満たすと「中小企業診断士登録」となり、中小企業診断士を名乗れるわけです。

中小企業診断士になった後

では、中小企業診断士となったら独立できるのかというと、そうでもないんです。

実は診断士で独立するのはわずか30%で、残りの70%はどこかの企業に就職して専属の診断士として働いています。

その理由は、中小企業診断士という職業が多くの顧客を獲得できるとは限らないからです。

中小企業は多く存在していてもアウトソーシングとなるとなかなか腰が重くなります。

そこで独立している30%の人は、副業だったり、すでに特定の顧客が見込めている人になるというわけです。

そして、このことは年収にも関係してきます。

どこかの企業に就職している企業内診断士ですと基本的には社員ですから、社員の年収+手当てといったところでしょう。

逆に若くして独立していれば、年収1,000万円以上も夢ではありません。

平均年収は約780万円といわれていますが、実はコレには裏があります。

というのも、企業内診断士というのはすでに経営に携わっていて、元々の年収が高い人が多いためです。こうしたパターンは「経営のために資格を取る」といった感じでしょう。

ですが、難しい資格だけあってニーズはあります。

高収入は見込めなくても最初は企業内診断士として働き、業界内でパイプができたら独立診断士になるというのもひとつの方法です。

独立するにしても、就職するにしてもニーズが高いのが大きなベネフィットと言えます。

確かに難易度は高い資格ですが、資格取得後は選択の幅が広がるのが中小企業診断士です。

だからこそ将来の生活に不安を感じるシングルマザーの方にぜひチャレンジして欲しい資格です。

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