
シングルマザーが夢のマイホーム!家を建てる方法はある?
2018/01/24
シングルマザーは一生賃貸暮らしだと思っていませんか?
あなたが堅実に正社員として働き、長期間一定の収入を得ているのであればマイホームの建築も夢ではありません。
シングルマザーにマイホームなんて贅沢しすぎ?
なんて遠慮しないで、ぜひ家を建てましょう!
今回は、シングルマザーが夢のマイホームを手に入れる方法についてご紹介します。
Contents
マイホームをシングルマザーにおすすめする理由
シングルマザーは一生賃貸暮らしでなければいけないと思い込んでいる方もいるかもしれませんが、シングルマザーであっても家を建てることはできます。
まずはマイホームをもつメリットとデメリットを見てみましょう。
マイホームのメリット
- 将来子どもに残せる財産となる
- いつか出ていかなければいけないという賃貸特有の不安を解消できる
- 子どもをのびのび育てることができる
- 騒音トラブルの回避
- 住宅によっては賃貸よりも毎月の支払いが安くなる
マイホームのデメリット
- 毎年固定資産税が発生する
- 不動産を持つことのプレッシャー
- 10~15年ごとにリフォームが必要
- 近所づきあいが大切な要素となる
このように、家を建てることにはそれなりにデメリットもありますが、メリットも多くあります。
家を建てることのメリットに魅力を感じたら、マイホーム建設を視野に入れてもいいでしょう。
シングルマザーが家を建てるために必要なもの
シングルマザーが家を建てるにあたって、必要なものがいくつかあります。
- 安定した収入を長期的に得られるという見通しと実績
- ある程度の頭金
- 無理のない返済計画
- ほかに借金がなく、借り入れ履歴がクリア
- 年齢は30代ごろが好ましい(35年返済の場合)
シングルマザーであっても、住宅ローンを借りる手順は一般的なサラリーマンとなんら変わりありません。
住宅ローンの借り入れ総額が大きければそれに見合った収入が必要ですし、住宅ローン以外に大きな借り入れ、例えば車のローンなどがあると住宅ローンを借り入れするのは難しいかもしれません。
しかし上記の基準を満たしている場合には、多くの場合住宅ローンも通るでしょう。
借金がなく、勤続年数が2~3年以上、一般的なサラリーマンと同じく年収が350万円ほどあれば住宅ローン審査に通る可能性は上がります。
頭金をなるべく用意して、ローン額を小さくする方法もあります。可能であれば、親から住宅資金を生前贈与してもらってもいいでしょう。
覚えておきたい住宅ローン控除について
最後に、住宅ローン控除について詳しく解説していきます。
住宅ローン控除とは、一定の基準を満たす住宅を所持している場合、借り入れから10年間住宅ローン残高の割合に応じて税控除を行える制度です。
新築住宅であれば多くの場合住宅ローン控除は適用されます。
住宅ローン控除では、10年間で最大400万円もの税控除を受けられます。つまり年間40万円分ですから、これはかなり大きな額です。
控除する金額の基準となるのは、毎年年末の住宅ローン残高の1%と決められています。
しかし住宅ローン控除は所得税の控除となるため、いくらローン残高が大きくてもそれに見合った所得がなければ最大の税控除は受けられません。
また、住宅ローン控除を受けるためには確定申告が必ず必要となります。
そこまで難しいことではありませんので、ぜひチャレンジしてお得な税控除を受けましょう。
シングルマザーとマイホーム
シングルマザーだから、と最初からマイホームの夢を諦めてはいけません。
年収400万の正社員を目指し、勤続3年以上であれば住宅ローンを借りられる見込みは多いにあります。
年収に不安がある方は、資格を取得してキャリアップして年収を底上げするなど、目的を持って資金計画に取り組んでみてはいかがでしょう。
そして夢のマイホームが建築された後は、お得な住宅ローン控除で賢く節税していきましょう。